■「トラブル対策」のページができました

 トラブル事例調査にもご協力ください。当ページの後半に回答フォームがあります

 再生可能エネルギー(再エネ)を、市民・地域の手で普及・拡大していく重要性と意義が、さらに高まっています。

 再エネへの期待が高まる一方で、自然災害が頻発化するなか、施工不備、施主の知識不足も重なって、発電所が風害や雪害、故障等のトラブルに見舞われるケースが各地で見られます。いま、再エネの安全性向上や地域との共生などが問われています。

 市民電力は、持続可能な脱炭素社会への転換に向けて、具体的な実践事例を足元から示し、地域のエネルギーセキュリティの向上、持続可能な地域づくり、地域経済の好循環を生むことができます。

 再エネが当たり前の社会インフラとなり、市民電力がその担い手となるには、発電所を運営する各発電事業者がスキルを向上すること、適切に設計、施工され長期に発電をつづける設備を設置し管理することが、重要になります。発電を安全につづけてこそ、社会に貢献できるのです。 

 トラブル対策研究会は、このような背景から、市民電力の実践現場で何が起こっているか、現状と課題を知ることからはじめました。研究会では、トラブルの発生予防やリスク回避につながる知識や経験等を共有し、これまでに下記のようなテーマについて学習や情報共有、専門家との意見交換を重ねています。

○トラブル事例の共有・意見交換 ○架台・基礎などの構造について

○保険について学び備える ○発電状況の把握とトラブル早期発見 など

 ひきつづき、市民電力の智慧を集め、共有財産とし、制度の課題等についてはその改善への働きかけに活かしていきます。

 ※研究会の開催予定は、ML等でご案内しています。

■トラブル報告をお寄せください

 トラブル発生予防やリスク回避に活かしていく主旨で、市民電力連絡会は2019年からトラブル事例調査を行っています。ひきつづき2022年も調査を実施しています。

 過去のトラブル事例に学びながら、安全な発電設備を設置し丁寧に管理し、多様なリスクに備えることがとても大切です。

 これまで経験した発電所トラブルについて事例をお答えのうえ、確認ボタンをクリックしてください。

 (複数の事例を報告していただく場合は、おそれいりますが、1件ずつ上記操作を行ってください。また、データ集計結果を発表する際に、団体名を公表することはありません)

【太陽光】市民発電所トラブル事例調査回答フォーム
【設問 1】貴団体では「発電所トラブル」を経験していますか。 必須
【設問 2】トラブルはどのようなものでしたか。順にお答えください。
トラブルを発見した年(西暦)
発電所の設備容量(kW)
発電所の設置形態
現象を分類して選択(複数可)
原因を分類して選択(複数可)
【設問 3】とくに説明を要するトラブルは、具体的に説明してください。
【設問 4】トラブルの現在の状況について「A:○○○○ 年に終息」「B:継続中」の一方でお答えください。
【設問 5】上記で「A:終息」と答えた団体は、どのように対処したか(補償など)、簡単にご記入ください。
【設問 6】トラブルを通じて得た教訓があれば、ご自由にお書きください。
【設問 7】貴団体では、発電所の保険に加入していますか。その種類ごとに選択してください。
その1:火災保険
その2:賠償責任保険
その他(利益保険、休業保険等)
(その他の保険の具体名)
【設問 8】発電所用の保険について、コメントをお書きください(加入を躊躇している理由、トラブル経験談など)
【設問 9】貴団体では発電所の遠隔監視を行っていますか。
【設問 10】保険への加入の他に行っているリスクヘッジの方法があれば、ご自由にお書きください。
設問は以上です。貴団体名とメールアドレス(回答について確認が必要な時のため)をご記入ください。
貴団体名 必須
メールアドレス 必須

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